四つの体質

yakuzen

物事には必ず陰と陽があります。陰陽という考え方は五行に並行する形で中国人の考え方に深い影響を与えてきました。

東洋医学の最古典である『黄帝内経素問』には、すでに陰陽五行説が記せられていますが、この説は現代でも東洋医薬学の理論の基礎になっています。

本書では体質を四つに分けています。これも陰陽を応用したものです。

西洋医学では、体質を体系化した理論がつくられなかったため、この分野は東洋医学の独壇場の感があります。

まず体質を寒熱に分けます。陰が寒、陽が熱というわけです。

・熱タイプ : 緊張や興奮をしやすく、炎症や充血をおこしやすい。

・寒タイプ : 無気力になったり萎縮したりしがちで、貧血をおこしやすい。

次にAタイプ、Bタイプと分けてみました。よく虚と実に分けてありますが、Aタイプを虚、Bタイプを実と考えていただいても、さしつかえありません。

・Aタイプ : 病気の原因となるものを外に出してしまう力はあるが、体内では撲滅する力がない。多汗、下痢気味。

・Bタイプ : 病気の原因となるものを体内で撲滅する力はあるが、外に出せない。無汗、便秘気味。

この四つを組み合わせたのが寒A、寒B、熱A、熱Bの組み合わせです。

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